忍者キャプター29話、「謎の手品師!カードがしゃべる!?」より。
- 少年
泉敬太くん
- 内容
中学3年生の泉敬太くん。忍者キャプター最年少、風忍キャプター5として風魔党と戦っています。
素敵な笑顔…。
堕ちちゃうと思うとたまりません。
さて、本題。
街に現れた魔術師。マジックを披露し、トランプを子どもたちに配ります。
しかしその正体は、風魔の怪人、甲賀幻斎。
敬太くんの友人の妹、えみちゃんも、幻斎から渡されたトランプを見つめて動かないといいます。
敬太くんは、えみちゃんのトランプをこっそり盗むことに。
これで術が解けると思ったのですが…
「返してよ、私のトランプ。」
えみちゃんが、虚ろな声で敬太くんに詰め寄ります。
とぼける敬太くん。
そこに…
幻斎が登場。
カードはただの連絡手段で、ゆみちゃんの術は幻斎自身が解かなければならないと告げます。
「だったら術を解け!」
すると幻斎は、意外にも快諾。
「本当か?」
敬太くんがこちらを向いている隙に……
幻斎がトランプを取り出します。
トランプに目を奪われる敬太くん。
トランプが消えると……
洗脳完了。
「では敬太くん。そのカードを、えみちゃんにお返ししなさい。」
命じられるまま、トランプを返してしまいます。
「では、君はこのトランプを。」
「はい…幻斎さま…」
すっかり従順になった敬太くん。
「キャプターの行動を、残らず御報告します。」
「キャプターの…行動を…」
「残らず御報告します……」
幻斎のしもべになっちゃいました。
キャプターの元に戻った敬太くん。
作戦会議を足早に立ち去ると…
早速トランプで幻斎に連絡。
「忍者キャプターは、只今出動しました……」
キャプターの行先を知らせてしまいます。
「敬太くん。今後も連絡お願いしますよ。」
スパイとして、キャプターの行動を報告し続けるのです…。
- 総評
未熟な最年少ヒーロー(中学生)の催眠もの。
字面だけでいかがわしい本作。敬太くんの虚ろ顔が、たいそうそそります。敬語になっちゃうのも、「さま」を付けちゃうのもいい。
「少年」であるか、やや判断が分かれそうなところではありますが、僕としてはストライクゾーンかつお気に入りです。