メガレンジャー34話、「見せるぜ!兄貴のミラクルシュート」より。
- 少年たち
真二くん
高志くん
他のサッカー少年たち
- 内容
公園でサッカーの練習をする少年たち。
そのうち一人・真二くんに、コーチの怒号が飛びます。
「遠藤!フェイントが甘いぞ!!」
これくらいで終わらせときゃいいのに、コーチの玉言は続きます。
「チームの中で、お前が一番最低だ!」
最低って言ったやつの方が最低だ!!
………なんて幼稚園児レベルの言い返しをすることなく、素直にしょげる真二くん。
そこに、友達の高志くんがやって来ます。
「また教えてもらえばいいじゃないか!サッカー大得意のお前の兄貴に。」
「うん……。でも最近、なんか忙しいみたいでさ……。」
力なく答える真二くん。
兄貴の正体とは………
メガブラック=遠藤耕一郎その人でした。
兄ちゃんが最近入れ込んでいたのは、メガレンジャーの活動。
そりゃ言えるはずがありません。
さて、真二くんは一人で練習。
しかし、中々上手く行きません。
壁に当たったボールは、明後日の方向へ。
汗を拭いながら取りに向かうと……
お兄ちゃん登場。
心底嬉しそうな真二くん。
しかし、すぐに元気をなくしてしまいます。
ジュニア選手権の決勝に進んだものの、自信が無いと打ち明ける真二くん。
耕一郎が説教垂れようとしますが……
「でも、お兄ちゃんだって最近、全然練習付き合ってくれないじゃないか!」
痛いとこ突かれて、黙りこくる耕一郎。
真二くんは、ボールに座り込んでしおれてます。
かわいすぎる。
「メガレンジャーの活動が忙しくって……」
……とは言えない耕一郎。
練習に付き合うことにします。
「うん!」
立ち直りました!
お兄ちゃんと練習するのが、よっぽど大好きなんですね。
お兄ちゃんのリフティングを見て…
「すっげぇ〜!」
改めてお兄ちゃんを尊敬します。
それでもやっぱり不安な真二くんに、耕一郎はミサンガをプレゼント。
次の日も一緒に練習する事を約束します。
夕陽に照らされた笑顔…。
その瞳には、希望という名の光が溢れています。
しかし彼も、ネジレジアの従順なしもべにされるのです。
さて、次の日。
なんと耕一郎は、真二くんとの約束を無視して、メガレンジャーとして出動します。
一人公園で待つ真二くんがけなげ…。
ちょうどその頃、真二くんの所属するサッカークラブ。
ポジションの発表の際、真二くんがいないことに気づかれてしまいます。
コーチに理由を問いただされた高志くん。
「今日は若葉公園で、お兄ちゃんにサッカーを教えてもらうって言ってました…。」
すると……
コーチが唐突に激怒。
「その必要がないことを、いま私が教えてやろう!!」
ネジレジアの怪人、ヤマアラシネジラーに変身します!
「「「うわぁぁ!!」」」
逃げ惑う少年たちに……
「ふんっ!」
洗脳光線照射!
「「「うっ……」」」
黒いミサンガを巻かれ……
両目が光ると……
洗脳完了。
ヤマアラシネジラーのしもべにされてしまいました。
直立不動のサッカー少年たち。
「今日から貴様たちは、ヤマアラシネジラーの思いのまま…。」
「次の命令あるまで待機せよ!」
彼らはいまや、ネジレジアの人間兵器。
メガレンジャーが来る頃には、グラウンドを離れていました。
さて、一人練習する真二くん。
再びボールを蹴り上げてしまい、取りに行っています。
すると、向こうからボールが返ってきました。
「お兄ちゃん…?」
しかし、そこから現れたのは……
「サッカーの本当の素晴らしさを教えてやれるのは、この私だ!!」
「化け物!!!!!」
逃げる真二くんに……
洗脳光線が放たれます!
「うわぁぁぁ!!!」
苦しむ真二くんですが……
ミサンガを巻かれると……
洗脳完了。
ヤマアラシネジラーの手中に堕ちてしまいました。
そんなこととは知らないメガレンジャー。
ネジレ反応を追って駆けつけると、そこには真二くんのミサンガが落ちていました。
事態の深刻さに気づき、必死で駆け回る耕一郎。
そこに、真二くんが登場します。
真二くんの無事を確認して、耕一郎は大喜び。
しかし、なんだか様子がおかしいです。
「公園で、変わったことなかったか?」
「何もなかったけど。」
あれだけ表情豊かだったのに、一切の感情が宿りません。
耕一郎の謝罪にも……
「別にいいよ。」とそっけない返事。
これはあれだ、いつものツンデレだ、と確信した耕一郎。
今から練習しようと持ちかけます。
普段の真二くんであれば、大喜びで機嫌を直すはずですが……
「ううん!お兄ちゃんと練習なんかしなくても平気だよ!」
強い口調で断られてしまいます。
「明日の試合、必ず勝って見せるから!」
啖呵を切り、耕一郎を睨みつける真二くん。
その左腕には……
服従の黒いミサンガが巻かれていました。
洗脳された真二くんにとって、お兄ちゃんとのサッカーなんかどうでもいい。
今の彼は、ネジレジアに服従する人間兵器なのです。
深夜。
真二くんが、突然家を抜け出します。
向かった先は、夜のサッカーグラウンド。
真二くんのチームメイトも、全員集合しています。
シュートした瞬間、ボールが爆発。
ゴールコートを破壊してしまいます。
耕一郎が駆けつけますが……
うつろな目で見つめるだけ。
やがて、ヤマアラシネジラー扮するコーチが登場。
「練習の邪魔をしてもらっては困るな…。」
「みんな、いい練習相手が来てくれたぞ!」
ヤマアラシネジラーの命令を受けた人間兵器たち。
一斉に耕一郎をロックオンします。
真二くんもコントロールされ……
耕一郎を攻撃!!
思いがけず、メガレンジャーの一人を排除する結果となったヤマアラシネジラー。
耕一郎を用具庫に監禁します。
翌日。
真二くんたちは、ジュニアサッカー選手権に向かっていました。
なんの変哲もないはずの光景。
しかしその様子は、ネジレジアの要塞・デスネジロに中継されていました。
「ドクターヒネラー。人間兵器の実験を間も無く開始いたします。」
抵抗していた真二くんも、ただ虚空を見つめるだけ。
完全に操られています。
「人間兵器たちよ。試合場の観客どもを、一人として生かして帰すな!」
ヤマアラシネジラーの命令に……
「「「おーっ!!」」」
一斉に呼応します。
バスはついに、試合会場に到着。
洗脳されたサッカー少年たちが、次々と降りてきます。
決勝戦のグラウンド。
人間兵器たちが見つめる中……
ボールが爆弾に変化します。
試合開始。
真二くんのボールが向かった先は……
観客席の柱でした。
逃げ惑う観客たちを、続けて攻撃。
「やれっ!」
命令を受けた真二くん。
さらに攻撃をしようとしますが……
メガブラック登場。
「真二、やめるんだ!」
必死に声をかけるメガブラックに……
容赦なく追加攻撃。
「化け物!」なんて言って逃げてたのに……。
すっかりヤマアラシネジラーの言いなりです。
グラウンドに集合したメガレンジャーを、一斉にロックオン。
完全に洗脳されています。
「こうなったら、メガレンジャーを倒すのよ!」
改めてメガレンジャーへの攻撃を命じられた人間兵器たち。
一時、正気に戻りかけますが……
「何を言っても無駄だ!!」
洗脳を強化されてしまいます。
「うおぉぉぉぉ!!」
一斉に放たれたボール型爆弾。
その矛先は、メガレンジャーに向かっています。
夢に向かって汗を流していたサッカー少年たち。
ヤマアラシネジラーのしもべとなった彼らは、世界を歪めるための手駒として、ネジレジアの意のままに操られるのです!
- 総評
サッカー少年。
ショタofショタの代表例の一つであると、管理人は思っております。
グラウンドで汗を流す、サカユニ の少年たち。ああ、彼らを丸ごと洗脳できたら…。
そんな管理人の欲望を叶えてくれたのがこのお話でした。少年の洗脳催眠に、がっつりハマるきっかけとなったお話でもあります。
という訳で、管理人の性癖形成シリーズに是非数えたい本作。サッカー少年好きの同志諸君に至極おすすめです。
- 付記
今回のお話は、松風あきたろう様のブログでも紹介されています。
(僕のながっっっったらしいものとは違い)簡にして要を得た解説となっております。
是非、ご参照ください。
https://hypnomanwriter.com/2018/06/27/催眠洗脳情報6-サッカー少年達が洗脳されます/