忍者キャプター、第21話「キャンプ場は風魔の墓場の決戦!!」より。
- 少年
泉敬太くん
風忍キャプター6。
忍者キャプターでは最年少の中学三年生。
その無鉄砲さが災いして度々敵の言いなりになる、当ブログ的には実に美味しい中学生です↓
https://hypnoboys.hatenablog.com/entry/2019/11/04/014650
https://hypnoboys.hatenablog.com/entry/2020/03/14/224025
今回も、しっかり操り人形になってくれます。
- 内容
キャンプにやってきた敬太くんたち。
山奥に「忍者の墓場」なるものがあると聞き、探検に出かけます。
こういう無鉄砲な好奇心は、身を滅ぼすというのに…。
洗脳されても知りませんよ。
さて、案の定誘拐された友人たち。
風魔忍者・鏡行者が特訓中の下忍たちに、手裏剣の的にされそうになります。
そこに…
「風忍キャプター6!」
下忍と鏡行者と戦い、山奥まで誘う風忍。
しかし、これは分身。本体は、友人たちを解放していました。
してやったりの風忍。
「これからゆっくり、片付けてやるぞ!」
しかし…
「待て!」
鏡行者には見破られていました。
「チッ、風魔め…」
「鏡行者様と呼べ!」
「風魔になんで、様なんか付けられるものか!」
鏡行者に挑むキャプター6。
追いかけていると……
突然鏡行者が立ち止まります。
「風魔忍法、鏡縛り……」
その背中には大きな鏡が。
「さあ風忍……来るのだ……」
鏡の中の風忍が手招きをしています。
「くっ………うっ………」
抵抗する風忍。
しかし……
力が抜けると……
鏡に吸い込まれてしまいます。
「風忍キャプター、簡単に殺すのはもったいない…。利用してくれるわ!」
あらあら、「様なんて付けられるものか!」なんて息巻いてたくせに。
術にかかった風忍は、鏡行者の思うがまま。
風魔忍者になってしまいました。
命じられるまま……
キャプターのアジトに爆弾を仕掛けてしまいます。
あわや、というところで、キャプターたちは被害を回避。
敬太くんは姿を消し、鏡行者の勝負になります。
しかし、その目の前に現れたのは……
洗脳された敬太くんでした。
「鏡行者様の命令だ…。その二人をやれ!」
身も心も、風魔の一員となった敬太くん。
「エイヤッ!」
風魔忍者の掛け声とともに、キャプターに襲いかかります!
- 総評
敬太くんの幼さ故の未熟さ、無鉄砲さが実に素晴らしい。それを全て奪い去り、敵の尖兵に洗脳して仲間と戦わせる…。
中々滾るもののある作品です。