久々の更新です。
本当は、8月中に更新したかったのですが、ギリギリ間に合わなかった!くそう!
さて今回は、宇宙刑事シャイダー第20話、「不思議ソング」より。
- 少年たち
- 内容
シャイダーの敵対組織、不思議界フーマ。
美しいまま地球を乗っ取ることに主眼を置く、宇宙犯罪組織です。
そんなフーマの、今週の不思議獣は…
こいつ。
…グロい(小声)
怪人の見た目はさておき、肝心なのは能力です。ワクワクしながら見ていると…
「不思議獣シギシギよ!町中の人間どもを、花粉アレルギーにしてしまいなさい!」
……?
花粉アレルギー…?
なんだ大したことないじゃないか、と思うなかれ。(若干のギャグ要素があることは否定しませんが。)
実はこの花粉アレルギー、不思議ソング病という特殊なもの。シギシギの持つ花、不思議ソングフラワーから放たれる花粉を吸い込んだ者が罹患します。
不思議ソング病に罹った者はフーマの手先となり、戦闘本能のまま争うのです!
この不思議フラワーの最初の犠牲者は、小学生たちでした。
「フシギシギマカフシギフーマ……」
奇妙な音楽が流れる中、小学校の屋上で踊る子どもたち。
学校の下には、不思議ソングフラワーが…。
アニーが様子を観にくると、
子どもたちは花の写生をしているだけでした。
しかし、子どもたちの中心にある花は……
その時、突然子どもたちの絵が宙を舞います。
それがアニーに巻きつくと…
「フシギシギマカフシギフーマ……」
再び流れ始めた不思議ソングに乗せて、子どもたちが踊り始めます。
段々と洗脳されてゆく子どもたち。
次第に、顔にメイクが現れます。
踊るのをやめ…
アニーを振り返る子どもたち。
フーマの手中に堕ちていました。
アニーを襲う子どもたち。
不思議ソングの歌詞が変化し、子どもたちに命令を与えます。
「コロコロコーロ コロガセ…」
「フカイタニゾコ ツキオトーセ…」
不思議ソング病に罹った子どもたちは、フーマの思うがまま。
意のままに操られ、手駒として利用されるのです!
- 総評
いやはや、ダンスによる洗脳っていいですね。
ダンス…。溌剌としたイメージは、少年たちにまさにぴったり。「正」のエネルギーに満ち溢れているようにも思われるそれによって、少年たちを洗脳する…。
中々に刺激的なのではないでしょうか。
お気に入りの少年は、この子。
短髪なところを見ると、スポーツ少年でしょうか。一枚だけ身につけたTシャツからは、少年独特の熱気が伝わってきます。
そんな少年が、隈取りのメイクをされて、悪の手先となっている…。
この事実が、管理人的に素晴らしい。
さて、本編中では、「戦闘本能のまま争う」シーンも出て来ます。実際、本文で取り上げた子どもたちも、先生と喧嘩をしていました。このことを重視しますと、「洗脳」とは言いきり難いかもしれません。
しかし、不思議ソングの命令に従順に従い、アニーを攻撃していたことも事実。
命令に従う下僕と化していたことを考えますと、やはり「花粉で洗脳」されていたと言えるでしょう。
- 付記
今回のお話につき、読者のknog様よりリクエストを頂きました!