バトルフィーバーJ、12話「呪い殺法バラ吹雪」より。
- 少年たち
マサルくん
バトルフィーバー隊の、ケイコの弟。
普段の笑顔が、実に眩しくて少年らしい...。
他の少年たち
- 内容
ケーキを買いに来た少女。
ショーケースを見ていると……
怪しげな集団が。
外にもピエロが出現しました。
楽しそうに踊る3人。
その正体は、当然ながらエゴスでした。
ただ、エゴスとか以前に、明らかに不審者。
怖がる少女に対して……
「バラリン……バラリン……バラリンタッタ……」
怪人バラリンカが呪文を唱えます。
少女の顔を薔薇の花が覆うと……
催眠状態に。
「えいっ!」
お母さんにケーキを投げつけます。
やることが小さい気がしますが、バラリンカの目的は、親と子の対立を煽ること。
催眠殺法を浴びた子どもたちは、バラリンカの意のままに操られるのです!
テレビを見る中学生たちも……
「バラリン...…バラリン…...バラリンタッタ...…」
催眠殺法を浴びせられ……
洗脳完了。
もう一人も……
意のままに操られてしまいます。
催眠殺法の餌食となった中学生。
テレビを破壊してしまいました。
このバラリンカが、マサルくんの学校に先生として潜入。
鉄棒で凄技を見せ、子どもたちの尊敬を集めます。
他にフェンシングもできる、なんて口走ったばっかりに……
調査に来ていたバトルフランス=志田京介と勝負することに。
「「「先生がんばれ〜〜!!」」」
子どもたちの応援にも関わらず、バラリンガは苦戦。
「先生しっかり!後がないよ〜!!」
笑顔で辛辣なことを言ってくるマサルくん。
「ここで負けてしまっては、子どもたちの信頼を得られない……。仕方がない!」
ここでようやく催眠術を発動。
京介に勝利します。
最初から術を使わないあたり、結構真面目です。
ともかく、子どもたちの尊敬を集めたバラリンカ。
家からナイフを持ってくるように指示します。
全員持って来たことを確認し、ご満悦。
「先生を、よーく見てくださいよ。」
「いいですか?」
薔薇の花を子どもたちの方へ投げると……
たちまち花吹雪に変化します。
花吹雪を浴びた子どもたちは……
バラリンカのしもべに。
「バラリン……バラリン……バラリンタッタ……バラリンカ!」
「そうら……君たちの体は……前後に揺れ動いてゆく...…」
「そう...…大きく…...大きく…...」
バトルフィーバーに耳栓をさせられていたマサルくんも……
気づかれてしまいます。
耳栓を外されると……
洗脳完了。
椅子に倒れ込み……
催眠殺法の餌食となります。
こうして、クラスメイト全員の洗脳が完了。
親を刺し殺すように命じます。
- 総評
こんなにきちんと、集団催眠的な描写をしたものは珍しいように思えます。
マサルくんが催眠にかかる瞬間の顔を、しかも段階的に楽しめるのもまたいとをかし。元の笑顔とのギャップは、言ふもおろかなり。