バトルフィーバーJ、第49話「2年5組の反乱軍」より
- 少年たち
マサルくん
他の少年たち
メインの少年、マサルくん。バトルフィーバー隊のケイコの弟です。
12話でも、バラリンカの催眠術にまんまと嵌っております↓
https://hypnoboys.hatenablog.com/entry/2020/02/28/005134
- 内容
教室に、ある日突然食虫植物、ハエジゴクの鉢が現れました。
訝しがる子どもたちですが、折角なので観察してみることに。
しかし、子どもたちは気づいていませんでした。
このハエジゴクの正体は、エゴスの怪人。子どもたちを洗脳する任務を帯びているのです...!
そうとは知らず、虫を集めてきた子どもたち。
ハエジゴクに与えてみると、本当に食べてしまいました!
「やった〜!食った!」
嬉しそうなマサルくん。素直な笑顔がとてもいいですね。
しかし....
ハエジゴクから発生した同心円状の光線を浴びて...
子どもたちは催眠状態に。
正体を表したハエジゴク怪人。
「立て、子どもたちよ!」
虚ろな顔で立ち上がります。
そして、ハエジゴク怪人は子どもたちにエゴスの教育を開始。
「自分のやりたいことをしよう!」
「平気でドンドンウソをつこう!」
「社会のルールを破ろう!」
あらあら...。
すっかり悪い子になっちゃいましたね。
さて、エゴスの洗脳を受けた子どもたち。
信号無視をしてみたり、社会のルールを破っていきます。
いたずらは次第にエスカレート。バス停に偽の張り紙をしたり...
家からお金を盗んできたり。
しかし、お姉さんのケイコさんから怒られると、嘘をついて話題を逸らし、
「姉ちゃんって、単純だよな。フフフフフ...」とニヤリ。
ゲームセンターに子どもだけで入ったことがバトルフィーバーにバレると、土下座で謝罪。
見張りがつけられますが、
「見張ってんのなんか、分かってんだ。ヒヒヒヒヒ...」
掃除をしてみたり、下級生の登校を手伝ったりしてやり過ごします。
そして、見張りがいなくなった途端下級生の食べ物を奪いとります。
もう完全に悪い子です。
すっかり悪い子になったマサルくんたち。
エゴスのために、爆弾を作らされます。
助けに来たケイコさんたちを、怪人の命令で捕縛。
助けを求める姉を尻目に、爆弾を作るマサルくんの目には光がありません。
だんだんと洗脳が進行している子どもたち。
虚ろな目で、外に爆弾を仕掛けます...。
- 総評
同心円状の光での洗脳、という、一見ベタですが中々ないシチュエーションの本作。洗脳時のマサルくんの、虚ろな顔も魅力です。
さて、特筆すべきは、洗脳されている子どもたちが思考力を保っていること。そして、積極的に人を騙すのです。その時の「悪〜い顔」と来たら...。洗脳前のマサルくんが素直な性格であればこそ、この変化に萌えます。
個人的には、洗脳後はずっと虚ろ目でいてほしいのですが、この「悪〜い顔」もまたいとをかし、であると思います。