最後は、コメント欄などで幾度かご紹介いただいたこちら。
メガレンジャー 11話「あぶない!赤いバラの誘惑」。
この回も、厳密に言えば「少女メイン」なのですが、少年の虚ろ目&改造も楽しめることから、タイトルは通常通りにしております。
- 子どもたち
ルリちゃん
- 内容
街を歩く、いかにも怪しげなシスター。
通りかかった子供の胸に……
いきなりバラをねじ込みます。
「教会の裏庭に、たくさん咲いていたので。」
怖いよ!
……しかし、それではお話が始まらない。
親子も怪しむことなく、にこやかに手を振って別れます。
当然ながら、このシスターの正体はシボレナ。
バラの花を身につけた子供たちは、やがて彼女の意のままに操られるのです。
メガイエロー=千里の友人、ルリちゃんにも……
あのバラが。
イエローからもらった誕生日ケーキを持って、スキップで家に帰るルリちゃん。
その後ろに……
シボレナが。
バラにキスをすると……
ルリちゃんの胸元のバラから、紫色の光線が放たれます。
突然立ち止まると……
洗脳完了。
千里からもらったケーキを置き去りにして、どこかに向かってしまいます。
他の子供たちも洗脳され……
シボレナの言いなりに。
操られるまま、教会に向かいます。
うつろな目で、シボレナを見つめる子供たち。
シボレナがバラの花びらを投げると……
聖水に変化します。
「さあ、バラの聖水をお飲みなさい……」
洗脳を強化され……
バラの聖水を手に取ります。
次の瞬間……
両目が紫に発光!
ネジレジアのプチバラネジレに変えられてしまいます。
他の子供たちも……
一斉に改造されてしまいます。
プチバラネジレとなった子供たちは、ネジレジアの下僕として働かされるのです!
さて、メガレンジャーの声かけで正気に戻り、ルリちゃんは危険を回避します。
そこに、メガイエロー=千里が登場。
ルリちゃんも、すっかり安心した様子です。
しかし、その目の前に供されたのは……
あのバラの聖水。
「この聖水を飲めば落ち着くから。」
千里の正体は、もちろんシボレナ。
本物の千里が駆けつけますが、シボレナがあっという間に拘束。
ルリちゃんは、ついに聖水を飲まされてしまいます。
両目が緑に光ると……
プチバラネジレに!
シボレナに弄ばれるルリちゃん。
彼女もまた、シボレナの従順な下僕となったのです!
- 総評
虚ろ目最高!!
もちろん、本作品のメインとなるのは「プチバラネジレ」への変化です。
改造後の子どもたちが苦しんでいるため、「洗脳」と言い切るのは躊躇われますが、独特の魅力を備えた描写です。
ただ、本ブログの関心からしますと、むしろ関心を惹かれるのは子どもたちの虚ろ目。
いいですねぇ……。
胸に薔薇を刺しているのも、なんだかおしゃれ。
それと同時に、「支配の証」としての機能も果たしています。
同じく薔薇で洗脳する怪人としては、『仮面ライダー』のバラランガを想起するところです。