イナズマン第7話「奇怪!空飛ぶ一ツ目⁉︎」より。
- 少年たち
大木カツミくん
皆川ナオキくん
超能力を持ち、新人類帝国に対抗する少年同盟のメンバー。
カツミくんの姉のサトコさんも、同じくメンバーです。
悪の新人類帝国に立ち向かう正義の少年たち...。
しかし、悪の心を植え付けられてしまうのです。
他の少年たち
- 内容
新人類帝国の、百目バンバラ。
学校の先生に化けて、超能力を持つ子どもたちを、とある島に集めていました。
子供たちの首には、異様な「目」。
百目バンバラの「悪い目」を植え付けられた子どもたちは、悪の心を持つようになるのです。
純粋な少女も...
「あっ……」
悪い目を植え付けられ……
新人類帝国の尖兵に。
ナオキくんとミツルくんの元にも、魔の手が。
カビバンバラは、二人の先生に化けていたのです。
授業中、先生が超能力を持つ事に気がついたナオキくん。
先生を尾行して、秘密を暴こうと試みます。
この、向こう見ずな正義感...。
しかし、相手は新人類帝国の怪人。尾行なんか、気づかれるに決まっているのです。
さあ、悪の心を植えつけてもらいましょう。
案の定、先生と鉢合わせ。
「先生はいつから超能力者になったんですか……?」
「ハハハハハ……やはり俺に気がついた。ということは皆川ナオキ。お前も同じなのだな!」
「改めて、百目バンバラの生徒になれ!」
正体に気がついたナオキくん。
しかし、遅すぎました。
壁に叩きつけられ…
「お前に百目バンバラの目を……人間を呪い、人間を憎む、悪い心を持った目をくれてやるんだ!」
百目バンバラの手のひらには、悪い目が!
必死に抵抗するナオキくんでしたが……
探しに来たカツミくんの前に、何事も無かったかのように現れます。
「新人類帝国の、ミュータンロボを発見したんだ!」
ナオキくんに案内されてやってきたのは……
二人が通う学校でした。
教室を覗くと……
手塚先生の姿が。
「手塚先生!」
「皆川くん、これは…?」
後ろを振り向くと……
突然ナオキくんに捕まえられます。
「大木!!お前も百目バンバラの生徒になれ!!」
身の危険も顧みず、怪人を尾行したナオキくん。
百目バンバラの忠実な生徒になっていました。
二人に近づく手塚先生。
「超能力者の子供たちの一人ひとりに……百目バンバラの悪い目を植え付けてやるんだ!」
怯えるカツミくんに……
悪い目が迫ります。
左右に蠢く悪い目。
「悪い目………」
「そうだとも……。この目がそれだ!!」
悪い目に魅入られ……
催眠状態に。
百目バンバラのしもべになってしまいました。
一度は抜け出すも、再び連れ去られてしまったカツミくん。
探しにやってきた少年同盟の隊員の前に姿を現します。
姉のサトコさんに、新人類帝国から逃げ出してきたと語るカツミくん。
お姉さんに、プレゼントがあると言います。
しかし...
その首元には...
百目バンバラの「悪い目」が!
プレゼントの中身も……
「これは……百目バンバラから姉さんのためにもらってきた、悪い目だ。」
逃げるサトコさんを捕まえると…
「さあ、これをつけて僕たちの仲間になりなよ!」
「これをつけると、どんどん悪いことがしたくなるんだ!!」
すっかり悪い心を植え付けられたカツミくん。
渡五郎に阻止されると、逃亡。
その先にいたのは……
新人類帝国のしもべと化した子供たちでした。
「俺たちの手で、世界を混乱させてやるんだ!」
「新人類のために、新しい世界を作るのだ!」
「人間どもを、苦しめてやる!!」
イナズマンに迫り、崖から落とそうとします...。
- 総評
最近更新できておらず、申し訳ありませんでしたァァァァァ!
実はちょいとリアル人生の方が忙しく、中々書けませんで...。
さて、それは置いといて。
今回の作品、個人的に好きなのはカツミくんの虚ろ目です。
正義のコスチュームに身を包んだ美少年が、その目を虚ろにして、心を悪に染める...。文言だけでも素晴らしいと思います。
残念なのは、洗脳中の描写自体がほぼ無いことかしら。