「少年探偵団 妖怪博士」より。
- 少年
相川泰ニくん
- 内容
原子力発電所の設計図が、工場から何者かによって盗み出されました。
その工場の相川技術長の息子、相川泰ニくんは、少年探偵団の一員。
メンバーのお父さんが被害にあったとなっては、黙っているわけには行きません。
しかも、そこに怪人二十面相からの電話が入ったから驚き!
少年探偵団は、調査を開始しました。
仲間と別れ、不審な人物を探す相川くん。
いかにも怪しげな片足の人物を発見し、後を追うことにします。
地面に奇妙なマークを書きながら移動する男。
追いかけていると、古い洋館にたどり着きました。
中に入ると...
突然扉が閉まります!
仕方なく、出口を探し求めて歩く相川くん。
この館の主、蛭田博士と出会います。
奇妙な人物の存在を知らせる相川くん。
しかし、蛭田博士の本には...
片足の男が書いていたマークが!
蛭田博士の正体は、怪人二十面相。
相川くんに、用事があっておびき寄せたのだと言います。
「ぼ、僕に何の用事があるんだ!」
あらあら威勢がいい。
二十面相の前で、きっと怖いだろうに、勇気のある少年ですね。
でも今に、二十面相の従順なしもべになるのです。
逃げようとするも...
地面が回転し、地下室へ。
そこに、蝋燭とスープを持った老婆がやってきます。
相川くんの命を救ったと語る老婆。
ゆっくりと近づき...
「この、おばばの顔を、見るんだよ...」
一度は目を逸らす相川くんでしたが...
ついに老婆の目を見てしまい...
だんだん目がトロンとして、催眠状態に。
言われるがまま移動し...
「これから、おばばの言う言葉に従って、大事な仕事をするんだ...」
従順にうなずきます。
「ヒッヒッヒッ...!すっかり、良い子になったねぇ...」
怪人二十面相を前に毅然と構えていた、少年探偵団員相川くん。
すっかり二十面相の術にかかり、その人形と化してしまいました。
そして、催眠状態のまま帰された相川くん。
お父さんの設計図を盗まされます。
- 総評
古い 特撮のなか〜にぃ〜
隠れてぇ〜
虚ろ目ぇ〜がぁ〜いぃっぱ〜い
さて、本日の作品は、古いも古い、1956年公開です。白黒の画面が、時代を感じさせますね。
しかしながら、催眠シーンの描写は最近の特撮よりも実に長くて大変よろしい。相川くんの催眠顔がアップになっており、どんどん目がとろけて行く様子は最高以外の何者でもありません。