最後は、一応少女メイン回です。
「一応」、としたのは、少年の洗脳顔のアップもあるため。
ただ、話自体のメインとなるのは、洗脳された少女です。
イナズマン 9話「光るカビは夜歩く‼︎」より。
- 子どもたち
- 内容
怪しく光る、緑の足跡。
とある家へと向かっていました。
その家の少女が目を覚ますと……
「ガウンよ……」
超能力でガウンを呼び寄せました。
ナレーション「この少女は超能力者である。」
見りゃ分かるよ!!
さて、怪しげな音をたどる少女。
戸棚を開けると……
緑色に光るカビが!
「きゃあッ!!」
現れたのは、新人類帝国のカビバンバラ!
口からツタを放ち、少女を拘束します。
「超能力者よ……お前を新人類帝国に連れてゆく……」
「パパ〜っ!ママ〜っ!」
抵抗する少女でしたが……
外に出て、ゆっくりと歩き始めます。
その足元には、緑色のカビが……
カビバンバラの胞子を植え付けられた少女は、新人類帝国の思いのまま。
意のままに操られ、アジトへと連れ去られてしまいます。
アジトに立つ、新人類帝国・ファントム軍団の帝王、バンバ。
「バラバラバンバァ……この新人類帝国に招かれし、超能力の子どもたちよ……」
姿を現したのは……
洗脳された子どもたちでした。
「帝王バンバ、この超能力者どもにお言葉を……」
「バラバラバンバァ……聞け……」
「50年後には……この地球は人類が増えすぎて、飢え死にするものがたくさん出る……」
「それまでに、無能なただの人間は奴隷にして殺せ……」
「選ばれた新人類のみが生き残るのだ……」
「今日からお前たちは、新人類帝国のファントム少年隊員だ!」
「我が帝国に楯突く、少年同盟と戦え……」
「はい……バンバ帝王さま……」
「少年同盟と戦い……無能な人間を殺します……」
「新人類帝国に忠誠を!」
「新人類帝国に……忠誠を……」
洗脳完了です。
さて、少女には別の任務も課されていました。
助けを求めるテレパシーを追って、とある神社にやってきたイナズマン。
それを見て……
ニヤリ。
「助けて……」
テレパシーの発信源は、この少女でした。
その後ろには……
カビバンバラ。
イナズマンは、少女に誘き出されていたのです。
カビバンバラとの戦いを、どうにか制したイナズマン。
少女を少年同盟のアジトに運び込みます。
少年同盟がいなくなると……
少女の周りが色とりどりに照らされます。
その耳には……
カビバンバラの胞子が。
「眠りから覚めよ……」
「ファントム少年隊員よ……」
カビバンバラの声が響きます。
「作戦通り…いまお前は、憎い少年同盟の中にいる……」
目を覚ますと……
ゆっくりと起き上がります。
「開始せよ……破壊行動を……」
「爆弾をセットせよ……」
命令通り、爆弾を仕掛ける少女。
その瞳に光は宿りません。
胞子を植え付けられたものは、カビバンバラの思いのまま。
ファントム少年隊員として、新人類帝国に忠誠を誓うのです!
- 総評
うーん、やっぱり少女メイン。
まあ、少女の洗脳も楽しめるのですが、この少女のポジションを少年が務めてくれていれば、さらに管理人の性癖に刺さったかも。
ただ、少年たちも洗脳されるのは素晴らしい。
洗脳顔のアップや、忠誠を誓う場面まで入っておりますので、これ以上は望みません。