4件目は、流星人間ゾーン 16話「恐怖の襲撃!ガロガロボット」より。
- 少年
ヒロシくん
- 内容
流れ星を発見したヒロシくん。
「やったぞ〜!ぼくが見つけたんだから、ヒロシ流星だ!」
大喜びで両親に報告に向かいます。
しかしそこには……
猿轡をはめられた両親の姿が!
「お父さん!」
その後ろから、ガロガ星人が登場。
「今日から我らガロガが、お前の父となり母となる!」
ガロガ星人は、ヒロシくんのお父さんで物理学教授の、寺村博士を狙っていたのです。
「ちくしょう!お父さんに何をするんだ!」
お父さんを守ろうとするヒロシくん。
しかし、テレパシー光線を浴びてしまい……
「うわぁぁぁ!!」
倒れ込んでしまいます。
命令の受信機を埋め込まれ……
「さあ……立つんだ……ヒロシ……」
ゆっくりと起き上がります。
「お前の頭脳は、我々が征服した……」
「このテレパシー光線の指令通りに動くのだ!」
ガロガ星人のしもべとなったヒロシくん。
従順に頷きます。
洗脳完了です。
両親に化けたガロガ星人。
ヒロシくんに命令を下していました。
「お前はファミリーの家に侵入するのだ!」
「了解!ガロガナンバーワン!」
ゾーンファミリーの家を狙うガロガ星人。
少年に下された命令は、家を覆うプロトンバリアの破壊でした。
「了解!」
作戦開始。
ゾーンファミリーが運転する車の前に、飛び出したヒロシ少年。
案の定、跳ねられてしまいます。
ショックで記憶喪失……ということにして、ゾーンファミリーの家に上がり込むことに成功。
1日泊めてもらうことになりました。
持ってきたロボットのおもちゃを臨戦体制にして……
ニヤリ。
特に怪しまれることもなく、眠りについたヒロシくん。
そこに、ゴールドガロガの声が……
「さあ……」
「行け……ヒロシ……」
「ゾーンファミリーは我らの敵だ……」
「お前は我らガロガ星人に対してのみ、忠誠を尽くすのだ!」
命令を受信したヒロシくん。
瞳が怪しく光ります。
流星の発見に心を躍らせていた、天文少年の姿はありません。
ガロガ星人の意のままに操られ、プロトンバリア発生装置を爆破するのです!
- 総評
これまた比較的マイナーな回ですが、ヒロシくんの虚ろな表情が素晴らしい。
耳が光る描写も、大変独特です。