流星人間ゾーン、14話「猛り狂うぞ!ガロガ少年攻撃隊」より。
- 少年たち
ツヨシくん
少年たち
- 内容
ガロガバラン星人の宇宙ステーション。
薬品局長が怪しげな薬を発明していました。
「これさえあれば、地球人は我らの意のまま……。」
「地球征服も、ぐんと容易くなるでありましょう!」
最高司令官・ゴールドガロガの指示によって……
薬は地球の工作員の元に。
ガロガによる洗脳作戦がスタートしました。
お母さんに、塾に行きたくないと訴えるツヨシくん。
体力も無く、勉強も不得意なため、いじめられているのでした。
たまたま通りかかった明くん(ゾーンジュニア)。
「じゃあ、僕がついていってあげる!」
う〜ん………。
ツヨシくんの言い分くらい聞こうか、と突っ込む間もなく、腕を引いて塾に連行する明くん。
案の定、公園でいじめっ子たちに遭遇します。
「ツ〜ヨシツヨシ、お前は本当はヨワシ!」
リズミカルなところが無性に腹立たしい。
「僕、やっぱり行くのやだ…」
「そんなこと言わないで、ちゃんと行かなくっちゃ!」
鬼か。
無理やり連れて行かれた塾でも、当てられた問題が分からず。
「あれあれ?こんなのできなきゃ、一年生に逆戻りだなぁ。そうするか?」
お前の教え方も悪いのでは?
すっかり落ち込んでしまったツヨシくん。
ああ…可哀想に。
早く洗脳してあげたい。
公園で一人悩むツヨシくん。
そこに、作業員らしき二人の男が現れます。
妙な飲み物を飲むと……
コンクリート製のベンチを手刀で真っ二つに!
男をすっかり尊敬してしまったツヨシくん。
この薬を飲めば、頭も良くなるし運動もできるようになると言います。
ドリンクをもらって、嬉しそうなツヨシくん。
しかし、その様子をモニタリングする黒い影が……。
影の正体はゴールドガロガでした。
ツヨシくんが渡されたのは、ガロガンキライザー。
これを飲んだものは、ガロガの言いなりになるのです。
そんなこととは知らないツヨシくん。
ガロガンキライザーを飲んでしまいます。
だんだんと呼吸が早くなり……
目を見開くと……
ガロガの意のままに操られてしまいます。
翌日の塾。
ツヨシくんが、難問を軽々と解いて見せていました。
いじめっ子たちがカンニングだろうと噛み付きますが……
返り討ちに。
ザマァ!!
ツヨシくんは、少年たちのボスに就任。
ドリンクを渡し、飲むように指示します。
明くんの声も聞かず、少年たちは駆け出して行きました……。
その日の夜。
眠るツヨシくんの元に、ゴールドガロガの指令が聞こえます。
「起きろ、ツヨシ!地球の子供たちを、どんどん仲間に引き入れるんだ!」
「行け!ガロガ少年攻撃隊……」
ベッドを抜け出すツヨシくん。
振り返る表情には……
意思が宿りません。
ドアを破壊し、家の外に出ると……
「ガ〜ロガァ……ガ〜ロガァ……」
ツヨシくんの呼びかけに応じて……
ガロガの手に堕ちたいじめっ子たちが登場。
街に繰り出すと……
命令に従い、傍若無人の限りを尽くします。
変わり果てたツヨシくん。
「やれ、もっとやれ!」
「ガロガ少年攻撃隊、進め!!」
ツヨシくんたちが向かったのは、なんと化学工場。
ゾーンファイターの協力者、タケルを追い詰めます。
爆発を防ぐために明くんも現れますが……
「少年攻撃隊……その2人を捕まえろ!」
従順に頷くと……
2人に襲いかかります。
捕えられた明くんとタケル。
2人を囲む、少年攻撃隊。
その中に、洗脳されたツヨシくんの姿もありました。
アジトで捕縛された2人の元にやってきたのは……
戦闘員姿の少年攻撃隊。
「こいつは我らの宿敵、ゾーンのガキだ!殺してしまえ!」
命令に従い、明くんに近づきます。
ツヨシくんも……
完全にガロガのしもべ。
「スタビラガロガ!」
怪人に変身!
弱気ないじめられっ子も、強気ないじめっ子も。
みんなガロガに洗脳されて、意のままに操られるしもべとなったのです!
- 総評
弱気な少年を洗脳…。いじめっ子もいじめられっ子も、みーんな虚ろ目な点は高評価。洗脳シーンの、だんだんと堕ちていく感じも好印象でした。
シーン自体は萌えるんですが、いじめっ子たちが無性に腹立たしい演技するんですよ…。
あと、明くん。嫌がってるんだから離してあげようよ。というか、話くらい聞こうよ。イケショタだから許すけど。
何なら君も操らr………何でもないです。