キカイダー01、20話「大狂乱ジャドウ首領の正体判明」より。
- 少年
アキラくん
キカイダーから命を狙われる少年。実は、キカイダーによって壊滅させられたダークの首領、プロフェッサーギルの次男です。
整ったお顔に、笑顔が似合う少年です。
- 内容
ハカイダーに襲われた女性を匿うアキラくん。
その元に、
突如ハカイダーが訪れます。
「今日はお前に頼みたいことがあってやって来た。」
「お前の頼みなんか、僕が聞くと思うか!」
強気なアキラくん。しかし…
「俺の脳を見るのだ…」
キカイダーの光る脳を見てしまい…
虚ろな目に…
アキラくんが、ギルの次男であることを明かすハカイダー。
「アキラよ…俺とお前は親子のようなもの…同志だ!ゼロワンやキカイダーは、俺たちの敵なのだ!」
「親子…同志…」
「ゼロワンは敵!」
言われるまま、虚ろに繰り返すアキラくん。
すっかり従順になっちゃった感じが良いですね。
オイル交換カプセルに似せた破壊装置を受け取ってしまいます。
ゼロワンがオイルを交換するのを見るアキラくん。
中々悪ーい表情です…
- 総評
「無表情で、敵の言うことを繰り返す」と言うシチュエーション。催眠術の典型のように思いますが、特撮では案外少ないかも。
反目していたはずの敵の命令を、疑問を抱かず従順に繰り返してしまう…。管理人としては、かなり萌えます。
※付記に、ネタバレあり
- 付記
今回の話、実はアキラくんは洗脳されていません。カプセルも交換していませんでした、チャンチャン、というオチなのです…。ああ…実に惜しい…。
だから、本文の表現も、奥歯にものが挟まったような感じになっております。
こんなことを言えた身分でない事は承知していますが、あえて言わせていただこう。
おい、ハカイダー。
しっかりやれよ。バカなのか、おいバカなのか。小僧に催眠術の一つも掛けられなくて何がライバルだこんちくしょう。片腹痛いわ。だいたいこっちは絶好のシチュエーションに水を刺されてるんだぞ。どうしてくれるんだ。いつもいつも口を開けばゼロワンゼロワンゼロワンゼロワン…。壊れかけのradioかお前は。そんな事だからいつまで経ってもいつまで経っても世界征服できないんだ。このままだとお前、首だけになって復元されてまた敗れて最終的には(緊急停止)
…はぁ。
という訳で、今回は紛い物でした。
ただ、アキラくんの洗脳描写自体は実に素晴らしい。アキラくんの洗脳は、我々の頭の中で完結させるとしましょう。
- 追伸
今回は、かなーーり不甲斐ない結果に終わったハカイダー。
しかし、2話後の22話で多くの少年の洗脳に成功していることを、彼の名誉のために付け加えておきます。
当サイトでも、「勇敢な少年を洗脳」として紹介しています↓