仮面ライダースーパー1、第31話「人間を吸い込む!スプレー怪人の恐怖」より。
- 少年
シゲルくん
あだ名は「やせ」。
正義を愛する、少年ライダー隊の隊員です。
「少年ライダー隊は、正義を愛します!」
悪のジンドグマから人々を守る、正義の少年シゲルくん。
しかし、ジンドグマの奴隷となってしまうのです…。
- 内容
特売に出されたスプレー。
花束印なる、聞いたことのない会社のものでしたが、安さにつられて売れに売れます。
しかし、このスプレーを使った人々が、次々と液状化。
スプレーに吸い込まれてしまいます。
そんなこととは知らない、少年ライダー隊のミチルちゃん。
ライダー隊隊長(笑)のハルミが買ってきたスプレーに興味津々。
髪にかけてみようとしたところに、男子連中がやってきます。
「ミチルのおませ!ミチルのおませ!」
あら、何て悪い子たち。女の子をいじめちゃいけません。
洗脳して、再教育してあげましょう。
と、思ってはいないであろうミチルちゃん。
「何よ!」
ライダー隊のシゲルくんにスプレーを噴射!
すると…
「うわぁぁぁ!!」
吸い込まれてしまいます!
実はこのスプレーは、悪の組織ジンドグマの開発した、ジンドグマスプレー。
ジンドグマスプレーの中に吸い込まれた人間は、数時間後には、ジンドグマに忠誠を誓う人間に生まれ変わるのです!
「第三作戦開始!」
妖怪王女の号令で、シゲルくんの入ったスプレーが光り始めます。
そこからシゲルくんが登場。
しかし、その目に光はありません。
呼びかける仲間の声を無視して、外に向かいます。
「進め…進め…」
頭に響く声の言いなりとなり、虚ろな顔で歩くシゲルくん。
採石場のような場所までやってきました。
明らかーに顔が白く、怪しいシゲルくん。
心配した仲間たちが後を追いますが、ジンドグマに捕まってしまいます。
その前に立たされたのは、スプレー人間となったシゲルくんたちでした。
「こいつらをスプレー人間にするのだ!」
従順に命令に従い、スプレーを向けるシゲルくん。
仲間の声は、一切届きません。
正義を愛する少年ライダー隊員、シゲルくんは、ジンドグマに忠誠を誓うスプレー人間となったのです!
- 総評
一回スプレーの中に吸い込んで、出てきたら洗脳されている、という計画。よく言えばユニーク、悪く言えば二度手間、さらに悪く言えば意味不明かと思うのですが、まあしょうがない。
さて、計画自体のツッコミどころはともあれ、シゲルくんの虚ろ目は中々にそそるものがあります。特に、目の周りの赤いメイクは最高。完全に言いなりとなってしまった感があって、非常に良いと思ったりします。