次は、ジャンパーソン30話「爆裂!!最後の魂」です
- 少年
細川正志くん
- 内容
父をネオギルドに殺された、細川浩司・正志兄弟。
ロボットを全て破壊する兵器、ジーザスエンドの開発を進めています。
紆余曲折の末、ジャンパーソンとカオルも捕縛。
もちろんジャンパーソンも、破壊の対象です。
「ジャンパーソンや正しいロボットまで殺すなんて間違ってる!みんな生きてるのよ!」
カオルの訴えに……
「笑わせないでよ、お姉ちゃん!ロボットは人間の形をしてるだけで、ただのコンピューターじゃないか!」
弟の正志くんが猛反論。
「データが反応してるだけなんだぜ?」
「なんだぜ?」って語尾が、実に生意気。
早く操り人形にしてあげたいです。
さて、引き続き説教を垂れるカオルに、ついにお兄ちゃんも激怒。
まあ、ロボットに親を殺されてるわけですから、もうちょっと説得の仕方を考えた方が良かったかもしれません。
ただ、細川兄弟の理屈も、それなりにぶっ飛んでます。
ロボットは人間のための道具として作られたのに、ロボットのはずのネオギルドが、人間を支配しようとしている。
↓
これは間違った科学の進歩なので、人間が元に戻さないといけない。
↓
しかし人間は、そこに気づかない。
↓
それは、人間がジャンパーソンを頼りにして、何もしなくなるからだ(??)
↓
従って、ジャンパーソンを破壊すべきだ(???)
ぶっ飛び〜〜!!!
なんだか色々と突っ込みたい。
ネオギルドへの感情と、ロボット一般への感情と、ジャンパーソンへの感情をごっちゃにしています。
しかし、諸々あった末……
「浩司くん、ジーザスエンドを完成させてくれ!」
いやいやいや!
あんたが破壊されるのは勝手だけど、世の中のロボットからすれば迷惑な話です。
なんで彼が「ロボット代表」みたいな面をしているんでしょうか。
まあ、ともかく開発を進めることに決定。
カオルが説得を試みますが……
聞く耳を持たず続行。
正志くんは、電源の最終チェックに出かけます。
しかしジーザスエンドは、ネオギルドに狙われていました。
ネオギルド首領、ジョージ真壁。
「ジーザスエンドは必ずいただく!」
真壁が放った、銀色のカブトムシ。
狙われたのは……
正志くんでした。
カブトムシは、正志くんの肩に降り立ち……
首元に注射!
「あっ!」
短く声を上げると……
洗脳完了。
真壁のしもべとなった正志くん。
命じられるまま歩き……
捕らえていた敵を解放してしまいます。
- 総評
ストーリーにはツッコミどころがありますが、シーン自体は素晴らしい。
短めではありますが、操られた瞬間の表情が描写されている点が最高です。
正志くんの生意気さも、洗脳後とのギャップを際立たせています。