特撮少年〜洗脳・催眠シーン〜

子供(主に少年)たちの洗脳・催眠・悪堕ち・操られシーンを紹介します。Twitter(現 X). @hypnohukino

リボンで少年探偵に催眠

思いっきり探偵団覇悪怒組、7話「ボクのパパは魔天郎」より。

 

  • 少年

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進くん

竹早小学校、5年3組。仲良しの4人と少年探偵団「覇悪怒組」を結成し、怪盗魔天郎の悪事を追います。

 

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手裏剣が特技の少年です。

いたずらっぽい、快活な笑顔。これから虚ろ目になるのに…。

 

  • 内容

実家の八百屋を手伝う進くん。

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その目の前で……

 

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常連さんが万引き!

 

父ちゃんに言いつける進くん。
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しかし父ちゃんは……
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何事もなかったかのように接客します。

 

 

夕食どき。

 

常連さんを咎めなかった父ちゃんに、進くんは怒りをぶつけます。
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しかし、父ちゃんにも考えがありました。

近所にスーパーができた今、常連さんを失うわけにはいかない。

だから、300円のトマトの利益を諦めたのだ、というわけです。

 

 

う〜〜〜ん………。難しい。

 

 

「悪」なのは万引きしやがったオバハンですが、父ちゃんの言い分も分かる。

家族の生活を守るための判断だと思うと、胸が張り裂けそうになります。

 

ただ、そんな機微が伝わるはずもなく、進くんは憤激。

 

「食うためだからって、泥棒したお客にまでヘイコラしちゃってさ!父ちゃんの意気地なし!それくらいなら俺、飯なんか食わねえからな!」

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というわけで、ハンガーストライキに入った進くん。

しかし、案の定力が出ず、学校で倒れてしまいます。

 

 

それを見ていた魔天郎は……

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父ちゃんに変装。

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帰宅した進くんの前に現れ、実は自分は大金持ちで、八百屋をやっていたのは「趣味」に過ぎない、と語ります。

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インチキくさい!!!

 

進くんも、この表情。

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「いきなりそんなこと言ったって、信じられるかよ!」

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「いや、お前はすぐに信じる。」

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キッパリと断言した魔天郎。

 

リボンを取り出し……

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進くんの目の前で回転させます。

 

「さあ……。これを、じいっと見なさい……。」

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「私がお前の父親だよ……」
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リボンを見つめる進くん。

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次第に魅入られ……

 

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催眠状態に。

 

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魔天郎のことを、本物の父親と思い込んでしまいます。

 

 

新しい服をもらい、豪邸に連れてこられた進くん。

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当座の小遣いは500万。

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世界一周にも連れて行ってくれると言います。

 

二、三日うちに出ようという魔天郎。

パスポートをもらい、喜ぶ進くんでしたが……

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「……ダメだ。今は学校があるから行けないよ!覇悪怒組の仲間とも、毎日遊ぶ約束だしさ!」

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その瞬間、魔天郎が豹変します。

 

覇悪怒組ィ⁈」

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「進。あんな連中と付き合うのはもうやめなさい。」
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「えっ…?でも………」

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ためらう進くん。

 

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しかし、摩天楼がリボンを取り出すと……

 

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再び催眠術をかけられてしまいます。

 

 

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リボンを見つめる進くん。

 

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意思を奪われ……


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洗脳完了。

 

 

「分かった……」
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「パパの言う通りにするよ……」
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魔天郎の言いなりになった進くん。

 

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貧乏人とは付き合いを持てないと、覇悪怒組を抜けます。

 

  • 総評

ススムくんの、催眠術にかかった時の表情の変化が素晴らしい本作。力が抜けて、快活な顔が虚ろになってしまう…。実にいい描写です。

回転するリボン、というモチーフも、実に催眠術的。特撮では、意外と珍しいのでは無いでしょうか。

 

なおこの回は、性癖的な観点を離れても、摩天楼のダンディズムが光る名作です。

覇悪怒組は、これに限らず深い作品ですので、ぜひ一度ご覧ください!