兄弟拳バイクロッサー第25話「魔のデスター学校」より。
男女が洗脳されます。番外編…とまではいきませんが、少年のみの洗脳回ではない点をご留意下さい。
(なお、執筆当初は黒チーム=男子、赤チーム=女子と決め込んでいましたが、どうやら両チーム男女混合なようです…!フィリアンさん、ありがとうございました!)
- 少年
圭介くん
ガキ大将のような少年。
しかし、怒られたらすぐに反省する素直なところもあります。
勇くん
少しひ弱な少年。
デスターに死神を見せられ、恐怖で気絶したことも。
でも、圭介くんと喧嘩ができるだけの芯の強さがあります。
対照的な2人の少年。
しかし、どちらも従順な下僕になってしまうのです!
- 少年・少女たち
- 内容
作戦を思いついたらしいドクターQ。
「学校を爆破して、子供たちから学びの場を奪うのだ!」
しかし、ゴーラゾンガーに燃やされてしまいます。
「建物を燃やして何になる!もっと面白い作戦を考えろ!」
いやはや、誠にその通り。
予算が足りなくて学校燃やせなかったんじゃね?とか言ってはいけません。
そこで、シルビアの発案で学校から子供達を奪うことにします。
「連れ出して、洗脳して、デスターの手先にするんです!」
実にいい作戦です。
虚ろな顔の子供たちが見られて僕の性癖は満足。何も燃やさないので予算も大丈夫。
と言うわけで、躊躇なく本物の先生たちを殺害。
偽物とすり替え、課外授業として子供たちを連れ去ります。
山奥へやってきた子供たち。
「なんだか気味悪いよ〜」
口々に文句を言っていると……
デスターロボ、ベンキョーダーが登場!
逃げた先の先生たちも……
その正体を表します。
逃げきれず、ついに捕まってしまった子供たち。
ちびっこ戦闘員として、シルビアとリタの訓練を受けます。
訓練の内容は……
悪いことを宣言させて泣かせる!(お父さんお母さんを大切にしない、お年寄りを殴ろう、以下略)
異常に高いパン食い!
爆弾ゲーム(リアル)!
引っ叩き合い!
これでいい戦闘員は育つのでしょうか。
単に「反道徳的」なだけであって、全然実践的ではない。デスターが滅びた理由がわかったような気がします。
2020年現在、悪の組織事業をされている方。自己満足の戦闘員育成になっていませんか?
デスターの事例を教訓として、戦闘員育成カリキュラムを点検されることをお勧めいたします。
点検ついでに、少年の洗脳を取り入れることも御一考下さい。僕が助かります。
さて、本題に戻って子供たち。
訓練を終え、黒チームはシルビアに集められました。
一方、赤チームはリタのもとに集まっていました。
「君たちに、本当のデスター心を植えつけてあげます。」
「これをご覧?」
揺れるペンダントを見つめる子供たち。
その中には、圭介くんと勇くんもいました。
次第に意識が薄れていき……
顔を上げると……
洗脳完了。
「君たちはデスター。私の可愛い部下よ。」
リタの呼びかけに、従順に頷きます。
一方の黒チームは、シルビアの手先に。
その目に光は宿りません。
「いいこと…私の言うことをきちんと聞き、言う通りに実行するのよ…」
すっかり従順な戦闘員と化した子供たち。
バイクロッサーに襲いかかります!
バイクロッサーがどれだけ吠えても、子供たちには届きません。
デスター心を植えつけられた子供たちは、デスターに忠誠を誓う戦闘員となったのです!
- 総評
いやはや、中々更新できずに申し訳ありませんでした!
この回については、ツイッターのフォロワーの方からもリクエストを頂き、読者の方からもリクエストを頂いておりました。本来ならば可及的速やかに更新すべきであったのですが、現実世界が忙しく…。
さて、今回の内容について。
メイクが実に素晴らしい!
目の下の赤いメイクは、過剰でもなく不足でもなく、支配の証として最適。戦闘員服も、実に素晴らしい。
特に勇くんと圭介くん!!
正反対の2人が、同じ全身タイツの戦闘員になってしまうなど、どんなにか素晴らしいことか…