読者のknog様から情報を提供していただきました。ありがとうございます!
鉄人タイガーセブン、第21話「必殺!!タイガー回転スパーク」より。
- 少年たち
次郎くん
他の少年たち
- 内容
遊具で遊ぶ園児たち。
そこに、どこからともなく巨大なミノムシが飛んできます。
興味をそそられた子供たち、ミノムシを追いかけてみることに。
木にぶら下がるミノムシを見つけると…
突如、ミノムシが鱗粉を浴びせかけました!
ミノムシの正体は、ミノムシ原人。
彼の鱗粉を浴びたものは…
「キャーッ!」
ミノムシ原人の意のままに動く、ミノムシ兵士となるのです!
鱗粉を浴び、病院で寝込む子供たち。
そこへ…
「ミノムシ軍団よ目覚めよ!お前たちの力を、大人共に見せてやれ!」
ミノムシ原人の命令で、子供たちが起き上がります。
好奇心に満ち溢れていたその目は、すっかり濁っていました。
彼らは、ミノムシ原人の奴隷となったのです!
こうしちゃいられないと、ミノムシ原人に勝負を挑んだタイガーセブン。
しかし、敗北を喫してしまいます。
タイガーセブンっぽいってことで(しかも実際そうなんですが)捕らえられた滝川剛。
案内されたアジトで目にしたものは…
ミノムシ人間と化した子供たちが、仲間を増やす様子でした。
抵抗する少年も…
友人の手によって、次の瞬間にはミノムシ兵士に。
「子供たちは無限に仲間を増やしてゆく…。大人は手出しできない、無敵の軍団が出来上がるって寸法だ!」
しかし、こんな素晴らしい計画をタイガーセブンに邪魔されては困ります。
そこで…
捕らえたタイガーセブンらしき男を失明させることにしました。
…ん?殺さないんですか?まあ、君たちがいいなら、何も言うまい。
一方、剛の協力者の次郎くん。
ミノムシ人間たちから逃げていました。
その途中、縄に縛られた剛を発見します。
「お兄ちゃん!」
ミノムシ原人がいるから逃げろと言われても引かず、剛を救おうとします。
そこに…
「わざわざミノムシ軍団に参加しに来るとは、関心な小僧だ!」
「何するんだよ!」
ミノムシ原人を前にしても剛の前に立ち、守ろうとする次郎くん。
しかし…
ミノムシ原人の鱗粉を浴びてしまいます。
勇敢にも木の棒で立ち向かいますが、かわされます。
「ちくしょう!」
「いい根性だ…。お前は立派なミノムシ兵士になるぞ!」
そういって、ミノムシ原人は去っていきます。
勇敢な、正義の少年。兄がわりの剛を守ろうと、異形の怪物を前に一歩も引きませんでした。
しかし、ミノムシ原人の鱗粉は、次郎くんを着実に洗脳していきます…。
剛の病室に、突然現れた次郎くん。
直立不動で、どこか様子がおかしいです。
次郎くんの顔が変化していき…
ついに、ミノムシ兵士に。
洗脳完了です。
仲間を襲う次郎くん。
そこに…
「それで良い!お前は立派なミノムシ兵士だ!」
主人となったミノムシ原人の命令により、ミノムシ人間たちが集合します。
その手にあるのは、子供の手には不釣り合いな拳銃。
「撃てッ!」
ミノムシ原人の命令に、従順に従う子供たち。
ミノムシ兵士となった彼らは、ムー原人の尖兵として忠誠を誓うのです!
- 総評
今回の記事は、読者の方から情報を提供していただいて執筆したものです。
実は本ブログ開設当初から、「読者の方に情報をいただく」ことは憧れの一つでありました。そのため、大変嬉しいです。
Knog様、改めて、本当にありがとうございます!
さて、本日の内容について。
仲間を増やす描写は、完全に堕ちたことを暗示していて素晴らしい。また、ベタ塗りのメイクも、「通常でない」ことが強調されて大変よろしいですね。
何より、正義の少年、次郎くん。
勇敢で、美しい心を持つ少年の洗脳なんて、少年洗脳の真髄の一つでありましょう。