さて、今回が最終回。来来キョンシーズ第9〜10話より。
- 少年
チビクロ
- 内容
先日のキョンシー化を、何とか切り抜けたチビクロ。これが最終回の2話前。ここまで来れば話数的にも、もう洗脳なんてしてる場合じゃないだろう…と思いきや。
この来来キョンシーズという作品は、どこまでも我々の性癖を甘やかしてくれる作品です。
最終話こそがクライマックス。チビクロが、悪の下僕となるのです。
第9話にて、子どもたちは、悪の親玉であるコウモリ道士に捕まってしまいます。
そこに、協力的な特殊霊魂、蛸壷フィフィーが現れます。
コウモリ道士から身を守るために、蛸壷フィフィーが薬を渡しますが…
なぜかチビクロだけは、蛸壷フィフィーを信用しません。
結局、チビクロだけが薬を飲まず。
その結果、コウモリ道士の儀式によって…
チビクロ一人がキョンシー化します。
そ〜ら言わんこっちゃない。可哀想に、蛸壷フィフィーは自らを犠牲にしてしまいます。
さて、蛸壷フィフィーの捨て身の戦術に敗北したコウモリ道士は、復讐を誓っていました。
アジトに連れ去ったチビクロを見て…
ニヤリ。
何やら、呪術を掛け始めました。
その矛先には…
表情を失ったチビクロが。
「ズンベラズンベラズンベラズンベラ……」
続く呪術に、苦しむチビクロ。
そこに、骸骨の腕から光が放たれ…
チビクロの小さな身体を覆います。
「さあ…。これでお前は、闇の特殊霊魂に変わるのだ!」
最後の一撃が放たれると…
チビクロの姿は、すっかり変わっていました。
コウモリ道士に、従順に身体を預けるチビクロ。
闇の特殊霊魂となったチビクロは、コウモリ道士の思うがままなのです…。
- 総評
いやはや…。
長い。
こんなにも長い少年洗脳シーンは、間違いなく唯一無二でしょう。それでいて、全シーンが少年洗脳の壺を押さえています。
特に、本記事(その3)でご紹介した最終話は大変素晴らしい。まさに、少年戦闘員への改造を思わせる描写です。