ビーファイターカブト44話、「悪魔少女来たりて…」より。
- 少年たち
ユキオくん
他の子どもたち
- 内容
この日は、ソフィ(ビーファイターアゲハ)のバイオリンコンサート。
会場前で、ユキオくんとお母さんが喧嘩しています。
「いやだ、バイオリンなんか!」
コンサートに行きたくないユキオくん。
はずみで、グローブを落としてしまいます。
ソフィ(ビーファイターアゲハ)が拾い上げると…
「触るな!」
「俺の大事な商売道具だ。人には触らせないんだ!」
怒って取り上げます。
「俺、プロ野球の選手になるんだ!」
そう言うと、投球フォームをソフィに見せてくれました。
「俺、毎日練習してるんだ!いつか絶対大リーグに行くんだもん!」
夢を語るユキオくん。
キラキラとした表情がいいですね。
ザダンの従順な奴隷になるのに……。
さて、目の前の相手が、他ならぬ演奏者本人であると知ったユキオくん。
「仕方ないか!」
諦めてコンサートを聴きに行くことにしました。
そこに…
角笛を吹く、不審な少女が。
「だれ?君は……」
怪訝な顔のユキオくん。
しかし、笛の音を聞くうちに……
グローブを捨ててしまいます。
少女の元に向かってゆくユキオくん。
洗脳完了です。
公園でサッカーをする子どもたちも……
笛の音を聞くと……
サッカーをやめてしまいます。
洗脳されたサッカー少年たち。
他の子どもたちも洗脳され……
少女についてゆきます。
子どもたちが向かったのは、ザダンの神殿。
ザダンの前に跪きます。
「さあ、みんな。ザダン様に捧げる悪魔の呪文を唱えるのよ。」
「ザダーニオ…ザダーニア……ザダーニオ…ザダーニア……」
「「「「ザダーニオ…ザダーニア……ザダーニオ…ザダーニア……」」」」
悪魔の呪文を復唱する子どもたち。
ユキオくんも……
「ザダーニオ……ザダーニア……ザダーニオ……ザダーニア……」
すっかり洗脳されています。
「ザダーニオ……ザダーニア……ザダーニオ……ザダーニア……」
ザダンのしもべとなったユキオくん。
その首には……
服従の印のペンダントが。
落ちていたグローブを、ユキオくんに届けに来たソフィ。
しかし…
「捨てたんだ!」
「野球なんて興味ない!」
ああ……野球にあんなにも熱中し、毎日練習をしていたユキオくん。
しかし、もう野球なんてどうでもいい。
ザダンに服従することだけを考える、従順な操り人形となったのです。
その日の夜。
少女の呪文に反応して……
ペンダントが光ります。
目を覚ましたユキオくん。
ゆっくりと起き上がると……
「ザダーニオ…ザダーニア……ザダーニオ…ザダーニア……」
悪魔の呪文を唱えます。
首元で揺れる、服従の証。
他の少年も……
「ザダーニオ…ザダーニア……ザダーニオ…ザダーニア……」
再び発信された笛の音。
操られる子ども達の中に……
ユキオくんの姿もありました。
自身の生命エネルギーをザダンに送る子どもたち。
助けに来たゾフィを……
容赦なく攻撃。
他の子どもたちも……
ビーファイターたちを攻撃させられます。
- 総評
野球に熱中していた少年が、洗脳されてグローブを捨ててしまう…。
野球をやっていらっしゃる方にとってみれば間違いなく冒涜であることと思いますが、野球他スポーツ一切をやったことのない僕にとっては素晴らしいシチュエーションです。
願わくば、ユニフォーム姿で洗脳されて欲しかったかも…。ただ、野球帽でも十分萌えられます。