ザ・カゲスター15話、「少年サタン隊 ザリガニアン作戦!」より。
- 少年たち
屯田タケシくん
イサオくん
他の少年たち
本日のメインの少年、屯田タケシくん。カゲスターの協力者、屯田警部の息子です。
いつもカゲスターたちのお陰で事件を解決している警部を、本物の名刑事と思って尊敬する素直な少年。
堕ちた後とのギャップがたまりません。
- 内容
川で遊ぶ子どもたちのもとに…
怪しげなおじさんが出現。
ザリガニをくれるといいます。
「うわぁ……大きいなぁ!」
興味津々のタケシくんたち。
ザリガニをもらって、大喜びです。
しかし青年の正体は…
サタン帝国のザリガニアン!
子どもたちは、ザリガニアン人間頭脳コントロール作戦の餌食となったのです。
その日の夜。
眠りについたタケシくんの耳元に……
「タケシ……タケシ……」
思わず飛び起きたタケシくん。
振り返ってみると……
声はザリガニから聞こえていました。
ザリガニを見つめるうちに……
洗脳完了。
「私の命令通り、動くのだ……」
その魔の手はイサオくんにも。
人間頭脳コントロールの餌食となり……
サタンのしもべにされてしまいます。
「作戦開始!」
無表情で歩き始めた子どもたち。
ザリガニアンの前に集合し…
整列。
「ドクターサタンに忠誠を誓うのだ!」
「「「「ハイル・サタン!」」」」
駆けつけた警官をザリガニアンが殺害すると、少年たちはザリガニアンを信奉。
「「「「ハイル・ザリガニアン様!」」」」
すっかりサタンの一員です。
一旦は家に帰るも…
「タケシよ……お前は少年サタン隊だ……」
「ハイル・サタン!」
ランドセルを投げ捨ててしまいます。
「これより、少年サタン隊の特訓を始める……」
「ハイル・サタン!」
頓田警部がタケシくんの失踪に気がつく頃には……
少年サタン隊の訓練が始まっていました。
「訓練やめっ!!」
ザリガニアンの一声で整列するサタン隊。
「今日から実戦に移る……いいな!」
「「「「ハイル・サタン!!」」」」
救出にやってきた、頓田警部と影夫(カゲスター)、鈴子(ベルスター)。
しかし、少年サタン隊に取り囲まれてしまいます。
洗脳されたタケシくんも……
頓田警部に襲いかかります。
カゲスターたちに迫るザリガニアン。
少年サタン隊が付き従っています。
ザリガニアンの号令で……
一斉に襲いかかります!
この場はカゲスターの勝利に終わるも、子どもたちはサタン帝国のアジトへ。
ドクターサタンの前に整列させられます。
「ハイル・サタン!」
「今に東京中、いや日本中の子どもたちを少年サタン隊の隊員にして、サタン革命を起こさせるのだ…。」
「お前たちは、その少年隊のリーダーだ!」
「ハイル・サタン!」
ドクターサタンに忠誠を誓うタケシくん。
完全に洗脳されています。
一方の影夫、鈴子は、子ども達を見つけられずにいました。
しかし、タケシくんと週末に遊びに来る約束をしていた遊園地にやってくると……
3人の少年の姿が。
タケシくん、サブロウくん、イサオくん。
行方不明の子どもたちです。
影夫と鈴子が駆け寄りますが、見失ってしまいます。
物陰に隠れていた、ザリガニアンとサタン隊。
「囮を使って、あの2人を罠に嵌めてやれ……」
「「「ハッハッハ………」」」
その後も、現れては姿を消す、行方不明の子どもたち。
カヌーに乗って向こう岸に渡る姿を発見し、影夫と鈴子もこれに続きます。
向こう岸には……
当然ながらザリガニアン。
影を呼び出そうとしますが……
「待てッ!!」
少年サタン隊が登場。
「少年サタン隊、やれッ!!」
「イィーーッ!!」
影夫と鈴子を襲撃。
タケシくんの号令で……
「2人を取り押さえろ!」
捕縛に成功します。
ご満悦の様子のドクターサタン。
「タケシ!お前を少年サタン隊 隊長に任命する。」
「ハイル・サタン!!」
光栄とばかりに忠誠を誓うタケシくん。
父を尊敬する素直な少年の面影はありません。
今の彼は、サタン帝国の戦闘員。
少年サタン隊の隊長として、ドクターサタンに忠誠を誓うのです。
- 総評
何度も何度も(しつこいくらい)繰り返される忠誠シーンが印象的な本作。
特にタケシくんの洗脳前とのギャップは、実にそそります。
黒いタイツと目のメイクも、洗脳された少年たちの異様さを際立たせていますね。