仮面ライダーストロンガー16話、「吸血ブブンガー 悪魔のプレゼント!」より。
- 少年たち
ヒロシ
3人の少年
- 内容
オリエンテーリングに参加することにした、おやっさん、ユリ子(=タックル)、ヒロシくん。
しかし、頼みの綱の茂(=ストロンガー)がやってきません。
「任せとけ!」と太鼓判を押すおやっさん。
しかし、これはブラフ。
地図の見方もわからず、ヒロシくんに嗜められる始末でした。
結局ヒロシくんが先導し、少しずつ歩みを進める一行。
しかしそこに……
ブラックサタンの戦闘員が!
どうにか振り払い、必死に逃走。
おやっさんが捕まると……
ヒロシくんが撃退!
「ありがとっ!」
ヒロシくんが捕まると……
今度はおやっさんが撃退!
「ありがとっ!」
快活に笑い合う二人。
めちゃくちゃほっこりします。
その後、姿を現した奇怪人に捕えられるも……
茂が救出。
ストロンガーがブブンガーと交戦している隙に、難を逃れます。
そこに駆けつけたおやっさん。
「おじさん、一緒にやっつけに行こうよ!」
しかし、子どもが立ち向かうのはあまりに危険。
タックルに諭され、オリエンテーリングを続けることにします。
どうにか決勝点に到着した一行。
「どうやら私たちが一番ビリのようですな…」
「いえいえ、順位は関係ありませんよ!」
ビリのようです。
さて、ゴールでは、何やら参加賞を配っています。
興味津々のヒロシくんですが……
「ダメよ!私たちはビリじゃないの!」
謎に辛辣なユリ子の言葉を受けて、諦めてしまいます。
しかし、おやっさんはヒロシくんを激励。
最後までたどり着いたわけですから、参加賞をもらう権利はあるはずです。
というわけで、ヒロシくんも景品を受け取ることに。
参加賞は、タツノオトシゴの卵。
しかし、どれだけ探しても、それらしいものは見当たりません。
ただ、捨てるわけにもいきません。
多少怪しみつつ、ホテルに持ち帰ることにしました。
その日の夜。
たくさん歩いて疲れたのでしょう。
ヒロシくんは、すっかり熟睡しています。
しかし、その傍らで……
怪しげな生物が誕生していました。
ゆっくりとヒロシくんに近づくと……
先ほどの奇怪人の姿に!
その正体は、奇怪人ブブンガー。
人間の血を吸い、意のままに操るのです!
他の少年の元にも……
ブブンガーの魔の手が迫っていました。
首元から吸血される少年たち。
ゆっくりと起き上がると……
洗脳完了。
ドアを開けると……
他の少年たちが集まっていました。
うつろな表情で着替えるヒロシくんたち。
完全にブブンガーの言いなりです。
その目の前には……
「ビビビビビビ……来たか子ども達よ……」
ブブンガーの姿がありました。
「歩け!歩き続けろ!」
命令に従い、歩き続ける子どもたち。
洞窟に辿り着くと……
ブブンガーが登場。
ストロンガーがたどり着いた時には……
少年たちは、怪しげな繭に入れられていました。
しばらくして、ヒロシくんたちは繭から出てきます。
とりあえず一件落着と思い、ブブンガーを追跡するストロンガー。
洞窟の外に出て、いざ交戦。
そこに……
「ライダーをやっつけろ!」
先ほどの少年たちが攻撃を仕掛けます。
「ライダー、もう手遅れだ!」
「子どもたちは貴様の敵だ!」
ストロンガーを攻撃し続ける少年たち。
その瞳には、ストロンガーへの憎しみが浮かびます。
「やっつけに行こうよ!」なんて息巻いてたのに…。
繭で血液を交換された子どもたちは、ブブンガーの従順なしもべ。
ブラックサタンに忠誠を誓う操り人形なのです!
- 総評
おそらく唯一、着替えシーンのある洗脳・催眠作品。特にヒロシくんと、眼鏡の少年の虚ろな表情がいいですね。
「血液」というテーマ、多いように見えて少ないのかも。思いつくのは、初代ライダーの74話、スカイライダーの44話、操られてから血を吸われるのならスカイライダーの3話あたりかしらん。